おっさんの過去話その1
おっさんは転職活動に失敗してくたびれて何もかもやる気がなくなったことがあります。
そう、くたびれたおっさんの誕生です。
あれは〇クナビの転職支援サービスの登録に行った時のことです。
経歴を説明し終えると担当コーディネーターからお前みたいなやつは誰も雇わないといわれました。
おそらく高校を出たくらいの幼さの残る女の人でした。
びっくりしました。ただただ、びっくりしました。
帰宅してからメールでその担当の上司から謝罪のメールを受け取りましたが、おっさんには意味が分かりませんでした。
是非登録に来てくださいと言われて行ったのに。
私服で行ったのが悪かったのでしょうか?
登録はスーツではなく私服でかまわないといわれたのですが、セミフォーマルではなく、カジュアル(アロハシャツ)で行ったのが気に障ったのでしょうか。
それともおっさんが紳士であることを見抜かれたのでしょうか。
口説いてもいないし、ちちしり太ももなども見ていないし、下ネタも話していないし、そんな雰囲気は欠片もださなかったのに!
おっさんは見ず知らずの他人、しかも、転職のサービスウーマンにそのように言われて心が折れました。
ああ、今日も空がきれいだな。
曇り空の灰色の世界のなか、なんとなく呟いてみました。
そのまま、数か月放心していると、一人暮らしのため、誰からも何も言われず、お金だけが無くなっていきます。
気が付けば所持金は1万円を切っていました。
やばい、やばい。
芸人ならそれでお金がはいるかもしれませんがおっさんはただのやばい人です。
続く?
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